ぶよぶよのうどんで食べ応え抜群!
博多ラーメンは一旦これで終わりにして、今回は博多うどんの有名店である牧のうどんに行ってきました。
そもそも福岡は香川県に負けず劣らずうどん県でして、コシが命の讃岐うどんとは対照的にコシの無い柔らかくて太いうどんが主流。 そんな福岡のうどんの最たるものがこの「牧のうどん」です。
これまでツーリングでは、同じく福岡の有名うどんチェーン店であるウエストうどんや資さんうどんに行きましたが、「牧のうどん」だけ腹の空き具合とツーリング行程が合わず食べれず終いでした。
それが今回、ようやく念願の牧のうどんにありつくことができました。 訪れたのは牧のうどん 博多バスターミナル店。
そもそも牧のうどんは福岡県糸島市の本社を中心に福岡・佐賀・長崎に計18店舗展開していますが、そのほとんどはロードサイド店。
当ブログはツーリングブログなので本来は相性いいはずなんですが、今回は飛行機と電車移動故に駅近の方がありがたいのです。
そんな中、唯一の都心部店舗なのがこの博多バスターミナル店です。
ちなみに店舗の中に福岡空港店がありますが、福岡空港ターミナルから2㎞以上離れているので、空港から歩いて行こうと考えているのならよほどの時間と体力が必要なり。 メニューはかなーり豊富で、とりあえず基本は温かいかけうどんがベースでして、そこからいろんなトッピングを乗せたり、ご飯ものとのセットというラインナップ。
一応そばとうどんが選べるそうですが、牧の「うどん」に来てそばを頼むのは常連の域でないとチャレンジできない…?
人気そうなのは肉うどんやごぼう天うどんでして、肉とごぼう天が両方入った肉ごぼう天うどんがおそらく一番人気ではないでしょうか?
あとは福岡と言えば、かしわご飯も人気でしょうか。
ちなみに公式HPにもメニューが載っていますが、どうやら博多バスターミナル店だけ価格が違うようでございます。
店内は都心店なだけあってかやや窮屈なカウンター席でしたが、ネギ無料入れ放題が置いてあったのは薬味ネギ好きな僕にとっては神サービス!
そして僕が選んだのは、人気者を集めたような肉・ごぼう天・かしわセット 880円を注文。
ボリュームは申し分ないくらい多く、なんなら単品うどんだけでもお腹いっぱいになるくらい。
肉は九州独特なのか、かなーり甘く煮込んだものでして、あんま甘い煮つけは好きじゃない僕にとっては少々甘すぎだったかと。
ごぼう天は小ぶりの天ぷらが5つほど。 程よくサクッとした天ぷらとごぼうの風味も感じられましたが、資さんのごぼう天の方がごぼうの風味感は強かったかなと。
それよりも何より、柔らかい極太のうどんの食感が絶妙にクセになります。
ネットでは「箸で持ち上げると千切れる」とも言われるほど極ヤワなうどんですが、単にコシが無いというよりはブヨブヨとした弾力の何かといった感じで、得体のしれないうどん…のようなモノを食べているような。 …いやこれ結構好きな食感かもしれませんね。
もう一つ、ネットでは「食べても食べてもうどんが減らない」と言われてる通り、確かに麺がスープを吸ってよりブヨブヨしてくるので食感の違いを感じられるのも面白い。 そういう意味も込めてうどん単品だけでもお腹いっぱいになるかと思います。
あと、何も知らずに来たのでやかんに入っていたダシが良くわからなかったんですが、どうやら麺がスープを吸うので継ぎ足し用にやかんに入れてくるのだとか。 って訳で継ぎ足しても良かったんですが、せっかくならそのまま飲んでみることに。 そしたら意外にも魚介の風味がとても強い、上品かつ濃いめのしょっぱさのある出汁でした。 肉うどんの肉汁の甘さで、その風味が紛れてよくわからなかったのかも。 純粋な出汁の味を味わえてよかったです。
かしわ飯は具材はかなり細かく素朴な味わいで…まぁ普通だったかと。 …今思ったけど、やかんの出汁を入れて食べると美味しいかもしれない。
うどんの柔らかさで言えば、資さんとウエストよりも柔らかくて、主張の激しいブヨブヨさなのが突出してるかと。 ボリュームも多く、また食べに行きたいと思えるほどクセになるうどんでした。
・博多バスターミナル地下1階
料金:かけうどん390円~高くても大体1000円以内
バイク駐輪場:125㏄以下まで博多バスターミナルバイク駐輪場にて受け入れ可(24時間毎200円)【地図】
・または当ブログの「博多駅周辺で大型バイクOKの無料時間or最大料金ありのバイク駐輪場一覧」を参照
営業時間:10:00~23:00
定休日:年中無休
HP:牧のうどん
【訪問時期:2022年2月/最終更新:2022年5月】
★Googleマップで【牧のうどん 博多バスターミナル店】を見る★