【KITTE丸の内】「とみ田」系列の東京支店！「松戸富田麺絆」

一度食べてみたかった「とみ田」のつけ麺

　何年か前からセブンイレブンのラーメンを監修しまくっている「とみ田」。　千葉県松戸市に本店を構え、今では日本一行列のできるラーメン店とも言われている超有名な名店です。

　直系の支店も十数店舗展開していますがそのほとんどは千葉県内のみ。　そんな中2021年3月現在、唯一東京にある支店がこの松戸富田麺絆です。　松戸富田麺絆は東京駅丸の内南口から徒歩1分「KITTE丸の内」の地下1階「ラーメン激戦区」というフードパーク内にあります。　お昼時を外して行ったからか、待ち時間は数分ほどで入れました。

　メニューはこんな感じ。　　正直、とみ田の事はセブンのラーメンくらいしか知らないんですが、何となく濃厚魚介豚骨つけ麺が有名ってイメージがあるので、今回は濃厚つけめんにしたいと思います。

　ちなみに、注文は入口で液晶タッチパネル式の券売機で購入するシステムですが、食券は下のおつり返却口らへんではなく左上あたりから発行されるので、食券はどこから出てくるのか探してしまいました(笑)　店内は「弓」の字のようなカウンターのみで約30席。　他の入居ラーメン店は普通に木目調なテーブル席だったのに対して、松戸富田麺絆だけやたらメタリックだったのが気になりましたが、ここはスルーしておきましょう。

　濃厚つけめん(並) 920円(税込)　ちょっとお高めかもしれませんが、まぁ立地的にこれくらいのお値段にならざるを得ないかなとも思える価格。

　「とみ田」は何年か前に異常に流行った「魚介豚骨つけめん」の代表的なお店ってイメージが強いので、さぞかし魚介の匂いたっぷり…かと思いきや、意外と魚介のイヤなクセも少なく、それでいてしっかり濃厚なスープに仕上がっていました。

　麺の方もモチモチした弾力のある食感でツルっとした超極太麺。
　ボリュームは「並」で標準的なボリュームでしょうか。　お腹が空いていたら「並」より+50円の970円で「中」にできるのでそっちの方がいいかもしれません。

　さすがに「日本一のつけ麺！」って言われると謎ですが、間違いなくハイクオリティなつけ麺なのは、あまりつけ麺を食べない僕でもわかりました。
　なんというか、バランスが取れていて万人受けする味かなあと思いました。　濃厚魚介が好きな人、それほど好きでもない人、初めて食べる人の誰もが美味しいって思えるような味かと。

残ったつけ汁は店員に頼めば割スープで薄めて最後まで飲むことができます。　けど、割スープ1つの為に店員に声かけるのを、ちょっとためらいそうになるくらい忙しそうにしてたので、いっそセルフ式の方がありがたい気が。

　そんなわけで、一度は味わってみたかった「とみ田」のつけ麺ですが、日本一レベルの期待さえしなければ普通にハイレベルなつけ麺を味わえるかなと思いました。
　本店は整理券のようなシステムでやっている程の滅茶苦茶な人気店なので、まずは東京にある「松戸富田麺絆」で食べてみるのがいいかもしれません。