【移転】国道129号沿いの”すぐ潰れる物件”に入った「大将家」に期待したい

「何が入ってもダメ」っぽい物件に入った家系ラーメン店だが…？

　引き続き以前から気になってたラーメン屋さんシリーズを挟みまして、今回は国道129号沿いにあるラーメン店、大将家に行ってみました。

　場所としては相模原市内の国道129号「上溝バイパス」沿いにあって一見大幹線道路沿いにあってアクセス良好な場所にあるお店なんですが、どういう訳かこちらのお店…というかこちらの物件は頻繁にお店が入れ替わってる印象があります。

　いわゆる「何が入ってもダメな物件」…と言い切れるか微妙ですが、ワタクシが相模原に越した2017年から見ても焼肉店→(しばらく空き店舗？)→ラーメン店→唐揚げ店→ラーメン店(現在)と入れ替わっていて、すべての期間を通して通りすがった時に開いてんのか閉めてんのかわからんくらい人の気配が無かった印象でございます。　先ほど言った通り神奈川県有数の大動脈である国道129号沿いに位置しているのでアクセスは悪くない…と思いきや、お店の前後は格安飲食チェーンで挟まれている事や、流れが良すぎてあえて車で立ち寄る気にならない事から、アクセス良すぎて逆に立ち寄らないことが原因かもしれません。

　確かに駐車場は店舗前の5･6台のみで道路に近いので、車種によってはバック駐車するにはちょっと怖いのかもしれません。　そんな訳で時代の変化と共にお店が変わってきたこの物件ですが、現在入っている「大将家」に関しては割と本格的な家系ラーメンらしく、実際何度か通り過ぎた際には毎回お客らしき車が停まっていて過去一お客さんが入っている感じ(自分の偏見調べ)でしたので、今回僕も行ってみることにしました。

　ちなみにバイクは店舗前駐車場の山田うどん側1台分が二輪専用となっているのでそちらに停めましょう。

　どうやら「大将家」は家系ラーメンで有名な「六角家」で修行した家系ラーメン店らしく、少なくとも工場系スープのお店では無さそう。

　「六角家」は家系ラーメンの名店としてはかなり前から聞いたことはある印象。
　そんで、むかーし自分が大学時代に名古屋のラーメンテーマパーク的な施設で食べた気がしますが、かなり昔なので忘れてしまいましたね。
　他にも「六角家」の名前はカップラーメンかチルド袋麺でよく見る気がしますが。

　そんな「六角家」出身者が作る本格的なラーメン店だからか、自分が来店している前後にもぼちぼちとお客さんがやってきていて、自分の偏見とは言えこれまでのお店と比べ物にならないほどお客さんの出入りは良くなっている印象です。

　まずはスタンダードにと、ラーメン 800円を注文。　味は醤油、油少なめにしました。

　海苔3枚、チャーシュー1枚、ホウレン草、ネギ少々と本当にスタンダードと言うか最小限の家系トッピングでしてボリューム感もまぁ標準的か、すこーし少なめなラーメンサイズ。
　これで800円なのは高いのか微妙なラインな気がしますが、各種トッピング類はさほど高い訳でなく、中盛も100円で頼めるので空腹ならば最初から中盛･大盛ベースかトッピング追加で頼んでおいた方が良いでしょう。

　スープはしっかりとした豚骨醤油感のあるスープで濃いめ。　しかしながら相模大野の「クックら」などの濃厚豚骨よりはマイルドな味でして、家系ラーメンを食べた感を味わうならちょうどいい感じな濃度と味わいでした。

　大体の二郎系に当てはまるかもで、たまに食べるから美味しいラーメンってのがありますが、週3回くらい日常的に食べたくなるラーメンもあって、「大将家」のラーメンはどちらかと言うと週3回くらいフラッと食べてもいい感じな濃厚かつライトなラーメンでした。

　まぁ実際そんな頻繁に食うかと言うと健康管理的に無理な気がしますが、日常使いのラーメン店としてアリな味のラーメンでして、それこそ簡単に行けるアクセスなので再訪しそうなお店でした。

　まぁこちらの物件に入っていた今までの店舗がなーんか入りにくい印象だったんですが、そこを「大将家」がイメージを変えてくれんじゃないかとちょっと期待したくなる家系ラーメンのお店でした。