高雄最大級の夜市「六合夜市」で夜食探し!【台湾一人旅】

その他旅記録
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台湾と言えば夜市!高雄にも大きな夜市が点在

 台湾一人旅で桃園空港から高雄に移動して、龍虎塔やら旗津島やら観光に行っていたらすっかり夜になって、ホテルに戻ったのが21時頃になってしまいました。
 まぁ初日からこれだけ移動&観光してたらそらそんな時間になるやろ思いますが、こんな夜中でも台湾には超有名なお出かけスポットがあります。 それが台湾名物、夜市でございます。

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 台湾の夜市は台北や高雄の中心部ならそれこそ数十か所に、ちょっとした地方都市でも必ずと言ってもいいくらい開催されている夜限定の屋台マーケットのようなもので、むしろこれが目当てに台湾に行くと言っても過言ではないくらい台湾旅行では外せない観光名所&グルメスポットであります。
 夜市と言えば台北最大の夜市「士林夜市」があまりにも有名ですが、ここ高雄にも「瑞豊夜市」「六合夜市」を筆頭に大小様々な夜市が10か所以上点在しています。

 今回はそんな高雄の夜市の中でも最大規模級を誇る「六合夜市 (六合観光夜市)」で夜食探しに行きました。 六合夜市は高雄のMRT2路線の乗換駅「美麗島駅」から徒歩4分の位置にあり、中心部の高雄駅からも1駅と非常にアクセスが良く、しかも美麗島駅自体も観光地として知られていることから夜市目的と駅の見物目的の2つの観光地を散策できることになります。

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 そして何より本日の宿泊地が美麗島駅すぐのホテルなので、そら六合夜市一択になるやろと。
 ちなみに2日目の台北の宿も士林夜市近くで取ったので言い切れますが、台湾の夜市で思う存分遊ぶつもりなら夜市近くの宿を抑えておくとバスや電車の心配もしなくていいし、何より歩き疲れたり眠くなったり酔っぱらっても帰路が楽なのが一番のメリットかと思います。
 さてホテルで小休憩を挟んでから六合夜市に向かいました。
 台湾にはいろんなタイプの夜市がありますが、六合夜市は幅広の2車線道路を封鎖して屋台を広げた感じの夜市でして、その封鎖された車道エリアが六合夜市のほぼ全容となります。

 道路の両側に様々なタイプの屋台が、屋台裏側に歩道沿いにコンビニや飲食店などの「店舗」が営業している感じ。 メインストリートとなる封鎖された車道エリアで全長300mほど続いています。

 士林夜市と比べるとさすがに規模はそこまでですが、それでも店舗数は非常に多いのと「観光夜市」だからか地元客らしき人と紛れて観光客っぽい人たちもそこそこ居ました
 今回は日曜という事もあってかかなりの人出でしたが、歩行エリアが幅広いので多少混雑していても人の流れがスムーズで散策しやすいのがポイントです。

 あと台北の夜市とは大きく違う点と言えば、高雄の夜市は港町らしく海産物を取り扱った屋台が多く、ちょっとしたシーフードや網焼きの食べ歩き系の魚介類など売っていました。

 けど気温の高い高雄で、しかも屋台で海産物ってどうなんでしょ?って印象があったのと、ちょいと今回海産物気分ではなかったので、せっかくの高雄なのに申し訳ないけど魚介系以外で攻めてみたいと思います。

◆ 六合夜市(六合観光夜市) ◆
住所:高雄市新興区六合二路
・美麗島駅11番出口よりすぐ、高雄駅より徒歩約10分
営業時間:18時頃~翌2時頃まで車道封鎖
・店舗によるが大体0時頃までは営業している店が多い印象
定休日:年中無休
参考HP交通部観光局/六合夜市
【訪問時期:2023年3月/最終更新:2023年8月】
★Googleマップで【六合夜市】を見る★

プルプルモチモチの皮がたまらなく美味しい水餃子「方記水餃」

 まずは六合夜市の東側らへんにある水餃子の専門店「方記水餃」に行きました。
 ネットで六合夜市の名店を調べたら、割と多くのサイトがこちらを紹介していたので行ってみたんですが、さすが有名店なのか10人ほど並んでいました。

 先に屋台で料理を注文して席で食べるのかテイクアウトなのか伝える流れ。
 と言うか六合夜市は屋台でも専用のテーブルが置かれていたり、道路上にも誰でも利用できるテーブルがあるので座って食べられる機会が多いというのはありがたいポイントですねー。

 ほどなくして水餃10粒 55元(当時)がやってきました。 最低10粒からで10粒単位での注文となります。

 日本でよく見る餃子よりもやや小さめサイズなので1人10粒でもペロリといけちゃいます。 2人で30粒、なんなら1人で20粒でもいいくらいでしょうか。 まず食べてみて思ったのが水餃子の皮がプルプルモチモチな食感がたまらなくクセになりました。 皮だけに限れば過去一美味しい水餃子の皮だったかもしれません。

 中にはニラと挽肉たっぷりの餡が詰まっていて適度な肉汁とジューシーさを感じられます。 それでいてニラの風味は後味が残らない程度にあっさり加減なので、それこそいくらでも食べれてしまいます。

 小籠包同様に台湾の水餃子の中には、変に甘い味付けされていて日本人好みじゃない場合もありますが、「方記水餃」に関してはバリバリ日本人好みの水餃子の味でした。
 と言うか今回は高雄で食べたグルメでハズレが無かったので、安くて美味しいグルメを求めるなら高雄は穴場なのかもしれませんね。

◆ 方記水餃 ◆
案内:六合夜市メインストリートの東側入口から入って約100mほど進んで左(南)側
料金(2023年8月時点):水餃10個60元/酸辣湯35元
営業時間:17:30~翌2:30
定休日:年中無休
参考HP食べログ/方記水餃
【訪問時期:2023年3月/最終更新:2023年8月】
★Googleマップで【方記水餃】を見る★

屋台では珍しい?鉄板で作るチャーハン「光頭老闆鐵板炒飯」

 続いてやってきたのは六合夜市メインストリートのほぼ中央にある「光頭老闆鐵板炒飯」です。 うん、なんて読むのかよくわかんないんですが、「鐵板炒飯」とあるようにと言うか写真を見ての通り、鉄板で炒めるチャーハンの屋台でございます。

 言われてみれば日本で祭りとかで出ている屋台でも、鉄板料理の屋台と言えばせいぜいお好み焼きか鶏皮焼きくらい?でして、鉄板焼きチャーハンの屋台って日本には無いかもしれません。
 他の鉄板料理と比べて回転率が悪いのか衛生的な条件がクリアできないのか謎ですが、たぶん日本では食べられない屋台グルメと言えます。

 メニューは「肉絲蛋炒飯(炒飯)」の1つのみなので数だけ伝えて屋台前のテーブルに着席。 肉絲蛋炒飯 70元
 あと、ここであらかじめコンビニで買っておいた台湾ビール(確か35元)も開けて飲んじゃいます。 意外と夜市でアルコールは売ってないのでコンビニで別途買うのが定番。

 豚肉に玉子にネギといったシンプル炒飯でして、ボリューム的に0.8人前くらいかな? お弁当箱風な紙容器に入れられるのでそのままテイクアウトするのにも良いですね。

 炒飯はいわゆるパラパラ系の炒飯でして焦がし醤油風味の効いた味ですが、意外とマイルドと言うか少し甘みを感じる炒飯でして、台湾ビールのお供になるかと言うとちょい微妙な塩加減でした。 味付けの醤油自体が少々甘いのかもしれません。
 とはいえ、日本で食べる炒飯とは少し違いつつもこれはこれで美味しい炒飯でした。

 ただ夜市で食べ回りとなるとこれを1人で食べると割とお腹が膨れてしまうかもなので、1人なら主食レベルとして、食べ歩きなら2人以上で1つ食べるのがいいかと思います。

◆ 光頭老闆鐵板炒飯 ◆
案内:六合夜市メインストリートのほぼ中央南側
・Googleマップだと少し路地めいた所に位置していますがメインストリート沿いです
料金:肉絲蛋炒飯(炒飯)70元
営業時間:17:30~翌0:30
定休日:年中無休
【訪問時期:2023年3月/最終更新:2023年8月】
★Googleマップで【光頭老闆鐵板炒飯】を見る★

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