この値段で本マグロまで食べ放題なのは熱い!
なんか以前紹介した「ワンダーステーキ 秦野店」が2年そこらで閉店しまして、その跡地に「漁港食堂 秦野店」という海鮮食べ放題のお店がオープンしました。
ふむ、以前の「1000円ステーキ」も魅力的なワードだったんですが、今回は今回で税込2750円で海鮮食べ放題という絶妙な安さのお店だったので気になって行ってみました。
海鮮食堂 秦野店。 ワンダーステーキが閉店してから爆速でオープンした経緯から、運営会社は同じなのかな?
とりあえず秦野市自体のアクセスの良し悪しは置いといて、国道246号沿いにあるので車・バイクでのアクセスは良好な立地になります。
メニュー/店内の雰囲気など
まず、今回は開店と同時の12時ちょうどに伺いましたが、平日でもすでに15人程度の行列となっていまして、なかなかの人気具合が伺えます。
入店するとすぐにレジ兼受付があり、先払いして説明を受けるため、開店時の列の流れが遅いのはまぁしょうがないですね。
料金は上の写真の通り60分海鮮食べ放題コースの1択のみで、平日で税込2750円・休日だと税込3300円のシンプルな価格設定。
平日なら3000円未満で海鮮が食べられるお店って非常に貴重だと思いますし、夜営業も同じ価格なのも何気にお得なのでは。
ドリンクバーは別料金(確か200円)で別途アルコール類も注文できますが、個人的には要らないかな?
店内の座席はほぼ「ワンダーステーキ」時代そのままで、カウンター席多めだけどテーブル席もそこそこあり、おひとり様からグループ客まで幅広く対応できそうです。
受付時に終了予定時刻を記されたカードを渡されるので、時間内まで自由に料理を取って食べることができます。
と、言うわけで早速刺身を取ろうと向かいましたが、メイン皿・茶碗・醤油皿などすべて発泡スチロール製の使い捨てトレーでして、いくらなんでも質素すぎるだろと思いました。
いやまぁ洗い物とかの手間を減らしたい店の思惑もわかる。わかるんだが、これはこれでコストかかるんじゃね?
食べ放題の海鮮料理たち
さてそれではまず刺身から行ってみましょう。
ブリ・サーモン・カツオ・赤海老とありまして、ビンチョウマグロ・そして本マグロがありました。 まさかこの価格帯で本マグロも食べ放題なのはテンション上がりまして、ガッツリいこうとおもいましたが、さすがに皆さん同じこと考えてるのか減るスピードが早めです。
ただ、割と短いスパンで店員さんが確認してるので補充のスピードは割と良かったと思います。
他にはホタテ漬け・ネギトロなどあり、イクラは1人スプーン1杯までと制限付きですがありました。
そして「漁港食堂」の凄いところは刺身類だけでなく、総菜類もかなり種類豊富でして、カキフライやブリ大根・鮭や鯖の塩焼きなどなど・・・
さらにおでんまでありました。
さらに別の冷蔵ケースにはイカの塩辛やたこわさやシラスをメインに小鉢系の料理やデザート類が。
ごはんは白米とシャリ(酢飯)の2種類があり、写真左側の鍋はカレーでした。 ご飯類がアッツアツなのはしょうがないかな?
汁物はみそ汁サーバーのみそ汁かあら汁があり、せっかくならあら汁にしたくなっちゃいますね。
ちなみに写真は撮り忘れましたが、お水はドリンクバーマシンのボタンに「水」があり、他にも受付前に冷たい緑茶とほうじ茶のポッドがありました。
逆にドリンクバーはそのマシン1台のみだし挽きたて珈琲も無いタイプなので、あまりドリンクバーに魅力は感じなかったかな?
1周目
とりあえず今回は刺身を食いに来たのだから刺身をメインに食べていきます。 ちなみに窓際に座ったためホワイトバランスが変になってしまったので少し調整していますあしからず。
とりあえず食いたいのメインになるべく種類多く取ったつもりでして、ホワイトバランスはともかく実際見るに鮮度はとてもいいように見えます。
で、一通り食べてみたんですが嬉しいことにハズレの刺身は一切無く、全種類ほぼ期待通りの味を達してくれました。
いや、こういう食べ放題系の海鮮だとアレが美味くてアレが不味いとかあるもんですが、少なくともワタクシの舌では特別不味いってものは無かったかなと。
ブリやサーモンは脂がしっかり乗っていて身も厚くプリプリしていますし、古くなると臭みがキツいカツオもそこまで臭みもクセもなく美味しく食べられました。
さすが本マグロは他のマグロとは一味違う脂のとろける美味しさですし、ビンチョウマグロだって格安回転寿司チェーンよりも1段クオリティ高いものでした。
赤海老もまぁ美味しいっちゃ美味しかったんですが、ちょい臭みがあったのと剥くのが面倒という欠点はありますね。 60分制限だとなおさら気にします。
いくらはスプーン一杯で醤油皿なみなみくらいすくえました。
小粒で皮が柔らかいタイプでして、やや醤油の味が濃いめなので2週目の海鮮丼ターンで使いたいと思います。
あら汁なのでそらまぁ骨ばっかですが、その分魚介の味はしっかり付いていて美味しかったです。
あんま刺身ばっかだとすぐ限界になってしまうので箸休めとして最適かと。
2周目
とりあえず海鮮食べ放題の鉄板?海鮮丼にしてみました。 ネギトロはまぁ格安回転寿司クオリティかな?
2周目に海鮮漬けがあったので少し取ってきました。 なんか店員さんが補充の際少なくなった刺身を海鮮漬けに移してたのでまぁそういう仕上がりなんかなと。 あ、普通に可も不可もない美味しさだったかなと。
ちなみにシャリ(酢飯)ですが、刺身の味を邪魔しない程度にお酢感控えめでして美味しかったです。
酸っぱすぎだったらオススメできなかった所ですが、これくらいのお酢だったらシャリでも白米でも好みでどちらでもよいかと。
3週目
そろそろ満腹に近いですがここにきて本マグロがトロっぽい色したモノを出してきたので、すかさずゲット。
トロに近いのか単にスジっぽいのかアレですが、間違いなくビンチョウやキハダとは一線を画した美味しさなのはさすが本マグロかなと。
あと3周目にして鯛が追加されました。 ちょいと小ぶりながらもこの価格で鯛も食べ放題なのがうれしいですね。
今回は刺身オンリーでいくつもりでしたが、さすがに腹が拒絶反応を示したのでブリ大根で気分転換します。
まぁ大根が無かったので実質ブリの煮込みですが、脂分が多めで単品としては美味しいですが腹が溜まった時にコレはちょいとキツかったかも。
カキフライが気になってたんですが、3周目には姿を消していました残念。 玉子焼き・焼き魚系はまぁビジホ朝食クオリティかなーと察したのでスルーしました。
あと気になるのはおでんでして、蓋を開けると意外と種類が少なく、5種類くらいしかありませんでした。
・・・いや、それでも海鮮食べ放題で5種類もおでんがあるのが異常かもですが。 感覚がマヒするくらい品数が多いです。
まぁちょっと食べてみましたが、1個1個それなりに大きく。 物によってはコンビニおでんくらいのサイズだったので、あまり取りすぎるとメインが食えなく罠ですね。
出汁はあっさりめなので箸休めに1個食べるくらいがちょうどいいかと。
その他/良かった点・気になった点
そんな訳で、60分制限ですが1人で黙々と食べる分には十分すぎる時間でして、久しぶりに刺身食べたいモチベを満たしてくれました。
正直、ランチで3000円弱の出費は悩みましたが、どれもクオリティ高くて下手に港町の観光地で3000円台の海鮮を食べるくらいなら秦野に来た方が満足感高いかと思いました。
まぁオープンしてまだ数か月なのでこのクオリティと価格設定がいつまで続くのかってのがポイントですが、少なくとも現時点では3000円前後出すには十分価値ある海鮮バイキングのお店だと思いました。
◎刺身以外の総菜&副菜も種類多い
◎刺身類はほぼ全種類期待通りの美味しさ
〇ランチもディナーも同一価格
・イクラもスプーン1杯だけどある
・席数もそこそこ多い/カウンター席比率高め
・補充の回転はそこそこ早い(刺身)
・誕生日の人は半額!らしい
・当然ながら、その日・タイミングによってネタが変わる
・総菜系の補充はやや遅め(な気がする)
・平日と休日で2割ほど値段が変わる
「漁港食堂 秦野店」 詳細
料金:平日2750円/休日3300円(ランチ・ディナー共通)
バイク駐輪場(駐車場):店舗前無料駐車場20台程度あり。四輪と共用
営業時間:12:00~15:00/17:00~20:00(30分前受付終了)
定休日:年中無休
HP:instagram/漁港食堂 秦野店
【訪問時期:2025年10月/最終更新:2025年10月】
★Googleマップで【漁港食堂 秦野店】を見る★