【走/撮】　夕やけこやけライン＆JR下灘駅　★★★☆　【伊予市～八幡浜市】

快適な海沿いルートと名所の「すぐ目の前が海の駅」

　夕やけこやけラインは国道378号線の伊予市～八幡浜市の区間の愛称でその名の通り、夕暮れ時に走ると瀬戸内海に沈む夕日の景色が名所になっている道路です。
　松山市方面から八幡浜や佐田岬方面への最短ルートなので交通量はそれなりに多いですが、信号が少ないのでほぼ全線にかけて流れは良好です。

　しかし僕が訪れた際は夕日の時間に走れなかったのと、ちょっと雲が多くて青々しい海が見られなかったのが残念でした。　それでもほぼ全線にかけて海スレスレを走る快適な道でした。
　愛媛県では有名な走り流しツーリングの名所です。

　そんな夕やけこやけラインから少し外れた所にJR下灘駅と言う、最近テレビやSNSでも有名な駅があります。

　下灘駅は青春18切符のポスターに採用されたり、ドラマのロケ地などで大きく取り上げられていて、最近でも旅行系のネットコラムでも度々紹介されている話題の駅です。

　見所は何と言っても海の近さ。　海岸線より10mほど高いところに駅があるので駅のホームと海との重なり具合が綺麗にマッチしています。　確かにこれは夕日の頃になると絶景が拝められそうです。

　ただ、日本一海に近い駅と言われていた頃もありましたが、現在は駅と海の間に国道378号線が通っているので、ここよりも海に近い駅は割と全国各地にあります。
　そのかわり、海との高低差のおかげで国道はほぼ見えない状態で海を眺めることができるので、SNS映えしそうな写真を簡単にとることができます。

　駅前は道が狭くて周囲に民家が点在しているくらいの小さな駅ですが、観光客の増加にあやかってかおしゃれな移動販売車がいました。

　こんな感じで今話題の駅を寄り道しつつ、夕やけこやけラインを走るツーリングはオススメです。　佐田岬から松山にかけての移動をするならぜひこのルートを通ってみてください。