海まで一直線に伸びる道とポプラ並木
トラピスト修道院は1896年(明治29年)に創立された日本初のカトリック男子修道院で現役の修道院として運営されています。
観光地として一部開放されており、特にトラピスト修道院まで続くポプラ並木の景色はツーリングライダーにも人気の撮影スポットとして知られています。
なお、函館市内にあるトラピスチヌ修道院と混合されがちですが、北斗市のトラピスト修道院が男子修道院に対して、トラピスチヌ修道院は女子修道院となっており、トラピスト修道院とは距離にして約35㎞離れています。
どちらも前庭などの一部エリアのみ一般客も見学可能。 トラピスト修道院はお土産で定番のバターやバター飴・クッキーが非常に有名ですが、トラピスチヌ修道院でも比較的マイナーながら手作りクッキーやソフトクリームを販売しています。
トラピスト修道院入口ゲート前から海岸方面を見ると、このようになだらかな上り坂が一直線に続いていて、さすが北海道の修道院と思えるような景色が見られます。
その直線道路の半分くらいの区間はこのようにポプラ並木が続いていて、ツーリングライダーにも人気のスポットです。 ただ、比較的観光客の車の出入りが多いのでポプラ並木内での停車はあまり長居はできないですね。
ポプラ並木を越えた辺りに駐車場があり、そこから徒歩でちょっと急な上り坂を登るとトラピスト修道院の入口に差し掛かります。
立派なレンガ建造物のトラピスト修道院(ゲート)。 通常の一般客の散策エリアはここまでで、ここから先の見学は往復はがきによる事前申し込みと女人禁制の修道院の為見学は男性のみと、ややハードルの高い見学方法となっています。
なお、女人禁制なのは事前申し込みが必要なエリアのみで、通常の一般客の散策エリア内や売店などは男性女性どちらも散策できます。
ゲートの門扉越しですが、その奥にあるトラピスト大修道院の外観までは見学することができます。
トラピスト大修道院。 やや遠巻きながらもこれまた立派なレンガ造りの教会のような建物。 よく手入れされている庭も含めて、北海道の大自然にあるからこその広々とした修道院の姿を見ることができます。
奥にはあの有名なトラピストバターやお菓子類を製造している工場があるそう。
ゲートの横にはちょっとしたトラピスト修道院についての展示スペースが。 トラピスト修道院の歴史についてや男子修道院としての1日の取り組みなどが紹介されていました。
駐車場に戻り、隣接している売店にて有名なトラピスト修道院のソフトクリームを食べに行きます。 ここでは全国の北海道物産展でもおなじみのトラピスト修道院のバターやバタークッキーなども販売しています。
そしてここでしか食べられないのがトラピスト特性ソフトクリーム 380円(税込) カップかコーンが選べます。
さすがトラピスト修道院のバターが入っているのか、かなり濃厚なソフトクリームで大満足。 スプーンの代わりにトラピストバタークッキーが1枚付いているのがイイですね。
トラピスト修道院はバイクやレンタカーでないと中々アクセスしにくい位置にあるので、せっかく近くを立ち寄ったならば一度は見学してみるべき施設だと思います。
料金:見学無料、ソフトクリーム380円など
バイク駐輪場:ポプラ並木を抜けた先、右側に駐車場あり。無料/四輪と共用
見学時間:外からの見学は自由
売店:4/1~10/15…9:00~17:00
10/16~3/31…8:30~16:30(ソフトクリームは9:00~16:30)
定休日:大聖堂内部見学は日曜不可。売店は無休(ソフトクリーム販売期間は3/15~11/15まで)
所要時間:約40分
備考:一般見学はポプラ並木や売店、修道院入口前など。大修道院内部の見学は事前に往復はがきでの申し込みの他、女人禁制の為男性のみ見学可能
【訪問時期:2020年10月/最終更新:2021年4月】
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