デザイン性の高いアーチ式の二重橋
熊本と宮崎の県境付近に位置する郡山郡山都町(旧蘇陽町)の中心部の一角に馬見原橋(まみはらはし/まみはらばし)という、かなり特徴的な橋があります。
普通にバイクで通る分には普通の橋のようですが・・・ 横から見ると目のような形をしたアーチ式の二重橋になっているのがわかります。 上が車道、下が歩道となっています。
このようなアーチ式の二重橋は国内でも珍しいとか。
元々この橋は「くまもとアートポリス」事業によって平成7年に立て替えられた橋で、「ただ通るだけでなく、周辺住民の憩いの場となるよう長く居られるような橋にしたい」という思いでこのようなデザインになったそうです 下段の歩道の橋に進むと、意外と広いスペースがあるのと大きくぽっかりと開いた丸い穴が2つあります。
覗いて見ると・・・ 透き通った小さな川を真上から見られます。
橋からの眺め 小さな川ですが、水がかなり透き通っていて、小さな魚が泳いでいるのも時折見られます。 どこか素朴な田舎の風景なのがいい感じです。
橋を渡ったところに注連縄で結ばれた夫婦岩があります。 ここから少し階段を登ったところに「明神の本」という名水があります。
他にも、宿場町で栄えた馬見原商店街周辺は白壁造りの建物が多く残っていて風情があったりと、ちょっとした立ち寄りスポッととしたら何かと楽しめる一角になっています。 ちょっと興味があるなら寄り道してみるといいかも。
◆ 馬見原橋 (まみはらはし/まみはらばし) ◆
案内:国道265号から「馬見原橋」の案内板あり
料金:見学無料
バイク駐輪場:橋の西側に車約10台分の駐車場あり。(無料・四輪と共用)
見学時間:24時間(ライトアップ等無し)
所要時間:約10分
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年8月】