広域林道に突如現れる謎の巨大ツリーハウス
2019年8月追記:どうもGoogleマップ上の口コミによるとここ数年は管理者不在の放置状態となり、ツリーハウス内は全域立入禁止となっています。 敷地内に立ち入ることは可能で外観はまだ見学することが出来るとのことですが、所々腐食して危険な場所があるため入らない方が良さそうです。
最終訪問時(2013年9月)には職人さんらしき人たちが丁寧にツリーハウスを手入れする姿を見たんですが、今はこんなことになってしまったのか・・・
※以下の記事は2013年9月に訪問した際の写真・記録です
僕の前ブログでは割と勝手に「謎の巨大ツリーハウス」と名付けていたんですが、Googleマップ上では「高森ツリーハウス」と呼ばれています。
この「高森ツリーハウス」は国道57号沿いにある道の駅「波野」より少し東側の交差点から「広域林道」に入って10kmほど南下したあたり、右側を見ていると突如現れます。 なんじゃこりゃ!?
もはやツリー「ハウス」と名乗っていいのかわからないくらい、モールのような巨大ハウスが建っています。 何も知らずに林道を走ってていきなりこんなの出てきたら思わず足を止めてしまいます。
周囲は山と畑ばかりでツリーハウスも無人ですが、一応誰でも自由に入っていいっぽい。 しかし、これが何なのかを説明する案内板も無く、正式名称も不明。 この施設がある高森町から「高森ツリーハウス」や、「阿蘇ツリーハウス」・「巨大ツリーハウス」などと言われていますが、とにかく謎の多いツリーハウスです。
そこでネットで調べてみると、水神様を祀っている神木が台風の影響で損傷してしまい、伐採される予定だったのを丸山農園が敷地を買い取って、神木を補強がてらツリーハウスを建て始めたのだとか。 ツリーハウスの中心にあるりっぱな大木が元々のご神木。 すっかりツリーハウスの一部として溶け込んでいるようです。
中に入ってみるとその奇抜さがより一層増してきます。
柱や手すりなどはむやみに加工せず、それぞれの木の曲線をそのまま生かした造りになっていて、手造り感満載でぬくもりのあるいかにもツリーハウスらしい感じがします。
内部はかなり複雑な構造でまるで迷路のよう。 これは子供に見せたら大はしゃぎ間違いないでしょう。 僕だって大はしゃぎしたくらいだったし(笑)
謎の広間もあり、謎の巨大岩もあり、建てられた経緯もハッキリとはわからない謎だらけのツリーハウス。
観光地と言うわけでもないので知名度も低いですが、だからといってあんまり有名になってほしくも無いので、このままB級スポットとして細々と活躍してほしいです。
◆ 高森ツリーハウス ◆
案内:道の駅「波野」の東側の交差点を[広域林道]「高森,高千穂」方面へ、約10km先右側
・広域林道沿いですが、案内板は無し
※2019年8月現在はツリーハウス全体の腐食や老朽化のためツリーハウス内は全域立ち入り禁止とのこと。外観は見学可能?料金:見学無料
バイク駐輪場:敷地内の空いているところに停めていいっぽい。無料
見学時間:自由(照明等無し)
所要時間:約20分
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年8月】
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