【撮】 大内宿 ★★★ 【下郷町】

東北地方
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

今も茅葺き屋根が建ち並ぶ宿場町

 大内宿は江戸時代に会津西街道(日光~会津若松)の宿場町として栄えた町です。 周囲は高い山に囲まれていて大きな町も無い為、独自の発展を続けていました。

 現在は国の重要伝統的建造物群保存地区として保存されていて、当時の茅葺き屋根の街並みを残しつつ、県内有数の観光地として大変にぎわっています。

 メインの通りの茅葺き屋根の建物のほとんどはお土産屋や軽食、蕎麦屋になっているので立ち入りやすいです。

 このメイン通りの北側にある子安観音堂「見晴らし台」から、そこから大内宿の町を一望することができます。 大内宿メイン通りを北側へ進み、突き当りの階段を登った先にある展望台です。 

 子安観音堂「見晴らし台」から見る大内宿【地図】 整然と建ち並ぶ茅葺き屋根の通りは必見です。 ちょっと小高い丘から古い街並みを見下ろすというと、岐阜県の白川郷に似たような景色を眺めることができます。
 東北地方では数少ない宿場町の保存地区であり、ここまで綺麗に古い街並みを保存されている地区は全国的にも珍しいと思います。

 ただ、大内宿は観光地化が著しくシーズン時には駐車場まで2時間程度の渋滞が発生することもしばしば。 向かう人は混雑状況に気をつけて行ってください。

 展望台を降りて茅葺き屋根通りのに戻り、じゅうねん味噌の焼き団子というのがあったので食べてみました。 一本200円でした(当時)。 大内宿の人気グルメの1つです。
 じゅうねん味噌とは「えごま」を使った甘味噌との事ですが、食べてみると・・・なにやら魚介のような独特の香りがしました。 一切魚介類は使ってないハズですが・・・
 ちょっとこれは今まで食べたことない味でビックリしたけど、慣れれば問題なく食べれて美味しかったです。
 団子は五平餅を丸くしたような、もち米そのままの触感を楽しめる味でした。

 もう一つ、大内宿で一番の名物なのが高遠そば(ねぎそば)です。
 箸のかわりにネギ一本を使ってそばをすくい、合間に薬味としてネギをかじって食べるのが大内宿ならではだそうですが、いったい誰がそんなこと始めたんだか気になるところ(笑)
 まぁ実際に観光客は数軒ある蕎麦屋でよくこれを食べているのですが、どこのお店も1000円台と蕎麦一杯の割りに少々お高いお値段。

 そんな中、わんこそばサイズながら300円(当時)で大内宿の高遠そばを楽しめる店を見つけました。
 高遠ネギそばの中でも有名店の三澤屋の支店で、三澤屋本店から20mほど離れた「三澤屋茶屋」にあります。 三澤屋茶屋の小分けそば300円(当時)
 味噌汁サイズのお椀に3分の1ほどのネギ。 そば自体は美味しいですが、ネギをそのままかじると・・・さすがに辛い
 けど、どんなものかお試し気分だったらこれくらいでちょうどいいです。 ただ、2021年現在もミニサイズを提供しているかは不明。 2019年には500円台だったらしいですが・・・?

 そんな感じで、古い街並みとして、観光地として結構満足度の高いスポットですが、アクセス道がややマイナーな県道なのとシーズン時にはかなり渋滞するというのが注意点。
 そしてバイク専用の駐輪場が大内宿まで700mほど離れているので、散策する際には余裕ある時間とそれなりに歩く覚悟が必要となります。

◆ 大内宿 (おおうちじゅく)
案内:県道131号線沿い、または湯野上温泉より県道329号線から行けますが渋滞が発生しやすいとのこと
・大内宿内は車両通行禁止
料金:宿場町内や展望台は散策無料
バイク駐輪場:大内宿より約700m南側にバイク専用の駐輪場あり。無料【地図】
・周辺には四輪の有料・無料の駐車場が点在していますが、いずれもバイクは受入不可。上記のバイク専用駐輪場しか停められないそうです。

所要時間:60~90分
営業時間:大内宿内のお店は大体9時~16・17時前後の営業の所がメイン
HP大内宿観光協会
【訪問時期:2013年6月/最終更新:2021年3月】
★Googleマップで【大内宿】を見る★

◆【東北地方】の記事一覧へ戻る◆