【他/撮】 横手城 ★★☆ 【横手市】

東北地方
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よくある模擬天守だが、なにより入場料が安い(笑)

 

横手城は、その昔朝倉城といい、1550年頃、現在の秋田県南部に勢力を築いた小野寺氏によって造られたと伝わります。
横手城は朝倉山を包むように横手川が流れ、背後は山、また山と奥羽山脈につづく独立した一箇の要害に建てられた平山城です。
城の普請は、石畳を用いないで土居削崖とし、土くずれを防ぐ土止めと、敵が這い登ることができないように韮(にら)を植えた築城だったので、別名「韮城」ともいいます。

1868年の戊辰戦争の際に横手城は落城し、二の丸跡には、昭和40年に三層の「天守閣様式の展望台(通称:横手城)」が建てられました。
横手城跡は、現在横手公園として整備され、日々市内外の方々が訪れる憩いの場となっております。(横手市HPより)

 と言うわけで、横手城は元々実在した「朝倉城」の跡に建てられた模擬天守で、現在は横手の町を見下ろす展望台として運営されていて、周辺は公園として整備されています。

 まぁ僕は元々城にさほど興味が無く、現存十二天守以外はお金を払ってまで入らない人なんですが、どうやら横手城は入場料100円と非常にお財布に優しいお値段だったのでついつい登ってみました(笑)

 中はまぁ全国の模擬天守や復元天守にありがちな、ちょっとした資料館になっているパターンです。 資料の数や質もそれほど貴重なものはあんま展示されてないかな?

 たまたまなのか、他のお客さんが居なくてほぼ貸し切り状態だったので、のびのびと見学ができました。

 3層の天守閣から横手市街方面。 平山のお城なだけあって、そこそこ見晴らしはいいですね。

 さて、これはどっち方面だったか忘れましたが、360度見渡せるので横手の町並みを一望できるだけでも100円以上の価値は十分にあると思います。

 さらに、この100円の入場料で「横手城」「ふれあいセンターかまくら館」「後三年合戦金沢資料館」「石坂洋次郎文学記念館」の4館すべて入れるという太っ腹設定となっています。
 まぁそんなに時間なかったんで横手城だけ入って退散しちゃいましたが。 でもかまくら館は行っとくべきだったかもなぁ…

 そんなわけでツーリングでは必須ポイントではないものの、ちょっと時間があって寄り道してみる分には意外と楽しめちゃう観光施設でした。

◆ 横手城 ◆
住所:秋田県横手市城山町29−1
料金:100円の入場券1枚で「横手城」「ふれあいセンターかまくら館」「後三年合戦金沢資料館」「石坂洋次郎文学記念館」の4館すべて利用可※当日限り
バイク駐輪場:横手公園内に駐車場あり。無料/四輪と共用
開館時間:9:00~16:30
開館期間:4月~11月、2月の「かまくら」期間中
所要時間:約40分
HP横手市/横手公園展望台(横手城)
【訪問時期:2015年10月/最終更新:2021年1月】
★Googleマップで【横手公園駐車場】を見る★

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