【撮】 チバニアン ★★~?? 【市原市】

関東甲信越
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

よくわからんが、とにかくスゴイ所・・・らしい

 チバニアン今より約77.4万年前から約12.9万年前までの期間の事を指し、地球上では原人(ホモサピエンス)やマンモスが生息していた頃とされています。 「チバニアン」という言葉自体は「千葉の時代」をラテン語で表しています。
 で、地球が誕生した「先カンブリア時代」から今日の「新生代」に至るまでいくつかの時代に分けられていて、さらに細かく分けると「ジュラ紀」や「カンブリアン期」のようにいくつもの名称によって時代が細分化されています。

 その時代が変わるきっかけとなるのが生命の絶滅や誕生の他に地磁気逆転(地球のS極とN極が逆転する現象)が起こった際に時代が区切られていますが、チバニアンは地球最後の地磁気逆転が起こったとされる痕跡がハッキリと証明された地として一躍有名になりました。

 2020年1月には「新生代-第四期-更新世-中期-“チバニアン期”」として歴史上にしっかり名を刻んでいて、日本の地名が地質年代に付けられる事は初めての事となります。

 この話題がニュース等で世間に知られだしたのが2017年11月頃でして、2018年冬に千葉ツーリングしたついでに立ち寄ってみました。 まだ話題になり出してから数か月しか経ってなかったんですが、即席ながら散策コースが整備されていて、臨時駐車場として田淵会館駐車場にバイクを停めて散策できるようになっていました。

 田淵会館からチバニアンまでは即席散策道を約8分歩きます。

 すると養老川の川床に降りてきました。 チバニアンのきっかけとなった地磁気逆転が起こった地層はこの養老川の岸壁の地層にあります。

 養老川の地層には調査の際の痕跡のようなものがいくつも残されていました。

 ・・・とまぁここまで公式HPやウィキペディアとか調べつつ紹介したんですが、正直なところワタクシもちんぷんかんぷんでして、チバニアンのきっかけとなった地磁気逆転の地を見ても「・・・?」状態でした。

 一応は要所要所に丁寧な説明文もあったり、冒頭の画像のような写真付きの案内板もあったりしたんですが、話のレベルが高すぎて中々頭に入らず・・・

 一応ワタクシも高校時代は地学専攻してたのですが、アホ高校だった故かワタクシもあんま勉強してなかった故か全く活かせず。
 結局はチバニアン誕生の地に行っても「なんかよくわからんがすごい所」という感想しか出ませんでした。

 そんな悲しい印象しか残らなかったチバニアン誕生の地ですが、こういう研究の痕跡をまじまじと見られる場所って中々ないのと・・・

 養老川の川床の風景が普通に素晴らしい景色だったことは良かった点でしょうか。 千葉県の河川ってこういう、砂利ではなく岩盤地帯の川床で、浅くて流れがなだらかな場所が多い印象。

 どうやら現在は簡素なビジターセンターがある他、2021年より数年をかけて本格的なガイダンス施設を整備する予定だそうなので、チバニアンについてわかりやすく理解できるような仕組みが今後できるかもしれませんね。

 現状でも地学や歴史に興味ある人にとっては必見のスポット間違いなしなので、一度は見てみると何となくわかるかも?しれません。

◆ チバニアン ◆
案内:県道81号線より「チバニアン」の案内板あり。「田淵会館」または「チバニアンビジターセンター」を目的地に設定してください
料金:見学無料
バイク駐輪場:現在は田淵会館よりさらに進んだ所にビジターセンターがあり、無料駐車場が整備(砂利/四輪と共用)【地図】 チバニアンまで徒歩約5分
見学時間:自由(夜間照明無し)
・ビジターセンターは9:00~17:00(10月~3月は16:00)
所要時間:約60分
HP市原市/チバニアン誕生
【訪問時期:2018年2月/最終更新:2022年7月】
★Googleマップで【チバニアン(ビジターセンター駐車場)】を見る★
・Googleナビを「チバニアン」に設定してもたどり着けない可能性があるので「チバニアンビジターセンター」に設定してください

◆【関東甲信越】の記事一覧へ戻る◆