あっさりながらも背油いっぱいの醤油ラーメン
今年の春に寒川神社まで参拝ツーリングをしたんですが、その際に「らーめん 380円」とデカデカとアピールしているラーメン屋さんを見かけました。
ラーメン1杯380円というと大手の格安中華食堂チェーンでないと中々成しえない価格設定でして、ラーメン相場が比較的安い福岡県でもかなり安い部類に入ります。
まして寒川町と言えど神奈川県のラーメン店でそんな価格設定でやっていけるラーメン屋さんは希少
生憎その時はお腹いっぱいで素通りしたんですけど、どうしてもその値段設定とほんのり平成初期感佇む外観が気になっていたので後日行ってみることにしました。 そんな訳で夜の来訪ですが「湘南あっさり豚骨ラーメン 寅そば 寒川店」にやってきました。 寒川神社近くを通る県道46号線沿いにあり、デカデカと「寅」のマークの看板が掲げられているので結構目立つお店であるかと思います。
どうやらこの「寅そば」は藤沢市を中心に藤沢市内に3店舗+寒川町の寒川店の計4店舗展開しているラーメン店でして、創業70年を超える藤沢の老舗中華そば「古久家」の系列なのだそう。 そんな歴史あるラーメン店の系列だからか、店内はあからさまに昭和中期~後期の食堂をイメージしたかのような造りになっています。 実際寒川店はそれくらい長い期間変わらず営業を続けているのか、元々そういうコンセプトでお店作りをしているお店なのか。
メニューはこんな感じで確かに最安値のラーメン「寅そば」は税抜きで380円(税込418円)となっていて大手チェーンを除いたラーメン店の中では最安値に近いラーメンではないでしょうか。
ただ、この写真は2022年6月来訪時の写真なので、この記事をあげている2022年10月時点ではどうやら「寅そば」で税込438円に値上げされているそうです。 しかしここ最近はどこの飲食店も値上げせざるを得ない状況なんでどうしようもないですね。
特にこういう格安をアピールしているお店からすれば、安易に値上げしづらい気もするので余計に大変かと。
そんな訳でまずは基本となる寅そば 税込418円(当時)を頂きました。
本当はトッピングとかサイドメニューも頼んでおきたいところでしたが、今回もそこまでは腹減ってなかったので…
写真で見る通り、背脂がたっぷりと入ったラーメンですが背脂自体は粒が細かくてそこまでオイリーな感じはしませんでした。
スープは豚骨醤油で、家系とかの濃厚豚骨醤油ではなくどちらかというとラーショ寄りのあっさりめな豚骨醤油ラーメンとなっています。 なので背脂入りとはいえ、そこまで脂に苦戦することなく食べることができました。
麺は細ちぢれ麺でして、イメージ通りなちょっと昔ながらっぽい感じのラーメンに仕上がってます。
トッピングはお値段なりというかやや控えめな感じでして、チャーシューがちょっと、刻みネギ、メンマ、小さめの海苔と言った感じ。
元々のラーメンが安いのでトッピングを追加してアレンジする前提なのかな?
あとは全体的なボリュームとしては一般的なラーメンよりちょっと少なめな気がしますが、それでも400円台のラーメンとしたら十分激安ラーメンの部類でしょう。
替え玉追加しても500円台なので十分安いですし、サイドメニューを試すのもいいかも。
あとお店の敷地内には24時間営業の無人餃子販売もあってちゃっかり時代の波に乗ってるなと(笑)
あっさりとした背脂チャッチャ系豚骨醤油ラーメンでして、家の近所にあったら間違いなくリピートしちゃうようなお店でした。
寒川方面は中々用のないエリアなんですが、また行くとしたら今度は味噌の寅そばを食べてみたいですね。
・県道46号線茅ケ崎方面沿い、相模線のアンダーパスの出入口付近にあるので右折での入場は要注意というか迂回した方が良いかも?
料金(2022年10月時点):寅そば438円、味噌寅そば482円、替玉110円など
バイク駐輪場:無料/駐車場十数台・駐輪場若干あり
営業時間:11:00~23:00
定休日:年中無休
HP:Facebook/寅そば 寒川店
・Instagram/寅そば 寒川店
【訪問時期:2022年6月/最終更新:2022年10月】
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