水面に移る橋を見れば眼鏡のよう?
眼鏡橋は長崎市の中心部を流れる中島川という小さな川に架かる小さな石橋で、国の重要文化財にも指定されています。 まぁパッと見、石造りの橋がひとつあるだけですが、長崎観光でも有名な観光名所の一つになっています。
歴史は意外と古く、寛永11年(1634年)に興福寺の二代目住職の黙子如定(もくすにょじょう)が架けたもので、日本初のアーチ式石橋とされています。
水害や改装などで幾度と無く補修されて、昭和57年(1982年)の水害で一部損壊したのを補修したのを最後に、現在の姿の眼鏡橋があります。
「眼鏡橋」と言われているのは、水面に移る眼鏡橋と合わせて見ると、眼鏡の様に真ん丸の円が2つ連なって見えるからです。 ・・・まんまですね。 河川敷も歩道が整備されてるので、橋の下を潜って歩くことも可能。
水面に移る眼鏡橋は確かに面白いですが、結局単なる短い橋なのでそれほど長い時間をかけて見るものでもないかな?と思います。
ちなみにこちらは眼鏡橋の2つ北隣にある東新橋。 中島川に架かる歩道様の橋のほとんどはこんな感じのアーチ式石橋で、やはり眼鏡橋だけがかなり特殊な形をしています。
また、夜になるとライトアップされて昼とは少し違う眼鏡橋の姿を見ることが出来ます。 ライトアップされた眼鏡橋。 昼間よりも川に反射された眼鏡橋の姿が良く見える・・・かな?
こういう石造りの建築物はライトアップされるとより重厚感があっていいですね。
観光地として有名ですが、一回見れば満足してしまう典型的スポットです。 あとバイクを停められる場所が有料しかないので、あまりツーリング向きのスポットではないかな?と思います。
案内:公会堂前通りと桜町通りの交差点を「めがね橋」の案内板通りに曲がって、突き当りを右折。案内板あり
料金:無料
バイク駐輪場:無し、周辺駐輪場を利用
・長崎市民会館地下駐車場(30分60円/1日毎200円)から徒歩3分※Googleマップで確認※
・眼鏡橋周辺は歩道が広いですが、自転車・バイク乗り入れ禁止とのこと。
所要時間:約10分
【訪問時期:2013年9月/最終更新:2019年7月】